ベトナム旅行の費用の相場はいくら？3泊4日・5泊6日節約のコツ

ベトナム旅行の費用はどのくらいかかるか気になる方も多いのではないでしょうか？

はじめてのベトナム旅行でも失敗しないよう、3泊4日・5泊6日の予算目安と、費用を安く抑える節約術をまとめました。

物価が比較的安いベトナムは、時期と予約のコツ次第で費用を節約することができます。

ベトナム旅行費用はいくら？3泊4日・5泊6日の相場と目安まとめ

「3泊4日・5泊6日」の費用目安（航空券＋ホテル＋食費＋観光費）

治安が比較的良く、美しい景色、グルメが堪能できたりと、ここ数年で人気上昇中のベトナム旅行。

旅行するにあたって実際にどの程度費用がかかるか相場を事前に調べておきましょう。

ベトナムは物価が安いことで知られていますが、旅行スタイルや時期、宿泊先により旅行の費用は大きく変わります。

まずはベトナム旅行の費用相場を確認し、自分のスタイルに合った計画を立てましょう。

　3泊4日・5泊6日費用目安

2025年10月現在、1円＝165VND ベトナムの為替レートによって変動しますが、このレートをもとに一般的な3泊4日・5泊6日のベトナム旅行の費用を試算しました。

おおよその旅行費用として3泊4日なら8～13万円前後、5泊6日なら11～18万円前後が目安。

さらに早割や雨季を選べば、同じ日数でも安く抑えられます。

　　　　　3泊4日　　　　　5泊6日　　　　　備考

航空券　 4～8万円　　　 4～9万円　　　　成田からホーチミン便

ホテル　 1.5～2.8万円 　2.2～4.5万円　 1泊5000円～9000円想定

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (3つ星ホテル～4つ星）

食費・観光費　1.5～2万円　　 2～3万円　

合計　　　　　約8～13万円　　約11～18万円

航空券については、1～2ヶ月程前の早割りを狙うと最大2万円ほど安くなることもあります。

また、ホテルもベトナムの雨季（5月～10月）を選べば通常より20～30％安く宿泊日の節約が可能。

まずはこの費用感を参考に、自分の旅行スタイルに合わせた予算を立ててみましょう。

ベトナム旅行の予算はどれくらい？旅行スタイル別の費用比較

ベトナム旅行の費用は、旅のスタイルによって大きく変わります。

1人旅ならローカル食堂でお得に、女子旅ならスパ付きホテルで優雅に、カップル旅行なら少し贅沢な時間を楽しむのもおすすめ。

それぞれ相場の目安をまとめました。

旅行スタイル　　3泊4日の目安　　5泊6日の目安

1人旅　　　　　約6～8万円　　　　約9～11万円　格安ローカルホテル・屋台ご飯

女子旅　　　　　約9～13万円　　　約12～16万円 スパ付きホテル・カフェ巡り

カップル旅　　　約11～17万円　　 約14～18万円　3つ星4つ星ホテル

上記は航空券・ホテル・食費・観光日を含めた概算です。

費用の約7割は航空券と宿泊費が占めるため、早期予約や雨季（5～10月）の旅行を選ぶと全体を1～2万円ほど節約が出来ます。

このように、べトナム旅行の費用の相場は、旅のスタイルや日数によって大きく変わります。

どんな旅をしたいかを決めてから、予算を組み立てるのがおすすめです。

次に、旅費を少しでも抑える節約方法を紹介します。

ベトナム旅行で費用を節約する方法とは？航空券・ホテル・食費の節約ポイント

「出来るだけ費用を抑えたいし、満足度の高い旅にしたい」そう考えている人も多いのではないでしょうか？

ベトナム旅行を安く楽しむために節約出来るポイントは大きく分けて航空券、ホテル、市内移動、スタイルの4つです。

ベトナムは旅の工夫次第でぐっとお得に楽しめる国です。

ここでは旅行を賢く節約するための4つのポイントをご紹介します。

航空券の予約タイミングで1〜2万円節約 ！ベトナム旅行を安くする基本

ベトナム行き航空券は出発1～2ヶ月前に予約すると約1～2万円安くできることもあります。

さらにLCCを使えば成田～ホーチミン往復3～4万円になることも。

※受託手荷物や座席指定オプション費に注意が必要

べトジェット・エアをはじめLCCの公式サイトをこまめにチェックしましょう。

また、ベトジェット・エアやLCCは期間限定セールやキャンペーンを開始することもあるため、公式SNSも定期的に確認しておきましょう。

お得に泊まれる時期はいつ？　

ホテル代は1泊あたり5000円～9000円前後が目安。

雨季は観光客が減るため、通常より20～30％安くなることも。

例えばホーチミン中心部の3つ星ホテルは、乾季1泊6000円、雨季なら1泊4500円まで安くなることがあります。

同じホテルでも時期や予約サイトによって価格差が大きいため、旅行時期を調整するだけで宿泊費を大きく節約できます。

また、1人ローカル旅を満喫するならバックパッカー向けのホステルやゲストハウスでは、1泊1,000円～2,000円台で清潔な個室や共有スペースの利用が可能。

設備を重視するなら4つ星以上のリゾートホテルも多く、1泊8,000円～15,000円前後が目安です。

市内移動はGrabでタクシーの半額以下と安くて安全！移動費を節約

市内移動は配車アプリGrabの利用が安くておすすめ。

流しのタクシーもありますが、ぼったくり被害に遭う可能性もあるため、注意が必要です。

その点ではGrabであれば同区間をタクシー利用するより半額～3分の1の料金で利用できます。

出国前に個人情報、クレジットカード情報をアプリに登録しておけばいつでも利用が可能です。

旅行スタイル別の節約方法とは？

最後に、旅行スタイルごとの節約ポイントを紹介します。

ベトナム旅行は、同じ日数でも1人旅・女子旅・カップル旅行でお金のかけ方や節約のコツが少しずつ変わります。

1人旅節約ポイント

1人旅は行動の自由度が高く節約がしやすいのが特徴です。

ゲストハウスやドミトリーを選べば1泊1000円～2000円代で安く滞在が可能。

もう少しクオリティーの高い宿泊先を探す場合は、バックパッカー向けのホステルが良いでしょう。 個室部屋が用意されているので、一人でゆっくり過ごしたい方にぴったりです。

さらに食事についてはローカル食堂を利用すれば1食150円～300円前後で済みます。 1人で気軽に食事を済ませたい場合に活用しましょう。

女子旅節約ポイント

女子旅は「安くても可愛い」を意識すると満足度が上がります。

3～4人のグループでホテルをシェアすれば、1人あたり1泊2000円台で宿泊可能。

現地スパは日本の半額以下なので、「癒し×節約」の両立が出来ます。

カフェやスイーツはローカル価格でも清潔で可愛い店舗が多く500円～800円で楽しめます。

さらに、ベトナムのスパやマッサージは日本の半額以下のコースもあります。

「節約しながら癒しも叶う」のが女子旅ベトナム旅行の大きな魅力です。

カップル旅行の節約ポイント

カップル旅行では体験の質を落とさずに節約を意識するのがコツ。

航空券は出発日を平日・深夜便にするだけで、往復2万円前後安くなる場合もあります。

宿泊は3～4つ星クラスのホテル＋朝食付きプランがコスパが良いです。

また、航空券とホテルをまとめて予約する「ダイナミックパッケージ」を使えば1～2万円お得になります。 無理に全てを節約するのではなく、ディナーやスパなど思い出に残る部分にお金をかけるのも満足度向上に繋がります。

ベトナムのミシュラン掲載レストランで体験しよう！

節約旅行でも「食」にだけは少し贅沢をしてみませんか？

ベトナムには、地元の食材を活かしたミシュラン掲載レストランが数多くあります。

本格的な味わいを手の届く価格で楽しめるのもこの国ならでは。

旅の締めくくりに、五感で味わう特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょう。

ここからはオススメのレストランを紹介していきます。

ベトナムのオススメのレストラン3選！

Lami garden

出典

住所：36B Đê Quai, Hồng Hà, Hà Nội, Hanoi 100000 Vietnam

営業時間：18:00-23:00

自家製の野菜が堪能出来る素材の味を活かした料理が人気の秘訣。

モダンな雰囲気の中で素晴らしいひと時を過ごせるでしょう。

バ・コー・ロック・コック

出典

住所：Hẻm 28 40A Trần Cao Vân, Phường 6, Quận 3, Thành phố Hồ Chí Minh, ベトナム

営業時間：11:30-21:30

「モンオック」と言う高級巻貝を使用した料理をはじめ海鮮料理が楽しめます。

貝はタンパク質やビタミン、ミネラルが豊富で低糖質なので美容にも嬉しい。

ボム

出典

住所：24 Nguyễn Thị Nghĩa, Phường Bến Thành, Quận 1, TP.HCM, Việt Nam

営業時間：10:30 – 23:00

ベトナムの東洋料理と西洋を混ぜた創作料理。

美味しい料理とスタッフの最高のおもてなしに満足すること間違いなし。

ベトナム旅行で人気のスパも体験しよう！コスパの良い贅沢時間

ベトナムでは日本より手頃な価格で高品質なスパが体験出来ます。

ベトナムでは、旅の途中に上質なスパで心と身体を整える時間を楽しむ人も多いです。

日常の喧騒から離れて1人時間を最大に満喫出来ることが何よりの魅力。

肌に触れるオイルの香り、優しい香りに包まれた空間で贅沢なひと時を過ごすことが旅の質をより一層引き上げてくれることでしょう。

ベトナムでオススメのスパ5選！

ダナン / 「Maya Spa & Nail」

ダナン中心にある「Maya＆Spa」は、観光の合間に立ち寄れる、清潔感あふれるスパ＆ネイルサロン。

アロマセラピーやホットストーンマッサージなど、疲れを芯から癒してくれるメニューが揃っています。

Maya Spa＆Nailのもう1つの魅力は、旅の気分を底上げしてくれるジェルネイルが体験できること。

200色以上のネイルから選べ、デザインもスタッフから細かくヒアリングしてくれるのでお好みの仕上がりになること間違いなし。

ハンド・フットのフルコースで60万ドン（約3450円）と日本よりも安価です。

ローカル感と上質さを両立した、ダナンらしい癒し時間がここにあります。

住所：ダナン ベトナム148 Duong Dinh Nghe, An Hai Bac

営業時間：9:00-23:59

詳細

ダナン / 「Queen Spa」

ダナン中心部からほど近い場所にある「Queen Spa」は、自然素材にこだわったトリートメントと落ち着いた空間が魅力のスパです。

店内は竹や天然コットンなどナチュラルな素材で統一されており、ほのかに漂うハーブの香りが、訪れる人をやさしく包み込みます。

人気メニューの「バンブーマッサージ」は、しなやかな竹を温めて身体に転がし、筋肉の深い部分までじんわりとほぐしていきます。

ほどよい圧と温もりが全身に伝わり、さらにオイルを併用することで血流を促します。施術跡はラベンダーの香りに包まれ身も心もリラックスしているでしょう。

自然の恵みを取り入れたセラピーを通じて、ベトナムならではの癒しを全身で感じられるスパです。

住所：ベトナムダナン144 Pham Cu LuongQuan Son Tra

営業時間：9:30-21:30

詳細

ホーチミン / 「WE SPA」

ホーチミン中心部に位置する「WE SPA」は、繁華街から少し離れた静かな空間で”美と癒し”の時間を過ごせる人気スパ。

店内は落ち着いた雰囲気で、旅の疲れを優しく包み込むような穏やかな空気が流れています。

ボディマッサージやフェイシャルトリートメント、ヘッドスパなど、豊富なメニューが揃い、その日の体調や気分に合わせて施術を選べます。

2時間からのコースで89万ドン（約5000円）と、価格設定も良心的です。

ホーチミン滞在中に、静かにリラックスしたい人や”ご褒美スパ”を楽しみたい人におすすめのサロンです。

住所：ベトナムホーチミン387 Đ. Su Van Hanh, Ward 12, District 10

営業時間：9:00-19:00

詳細

ホーチミン / 「MOMIJI Spa」

ホーチミン7区にある「MOMIJI Spa」は、モダンなデザインの中に日本の美意識を取り入れた、落ち着きのある和風スパ。

木の温もりを感じる空間で、旅の疲れをゆっくり癒すことができます。

使用するオイルやスクラブはすべて天然由来の成分にこだわり、人気のホットストーンマッサージやアロマトリートメントでは、香りと温かさが全身を包み込むようにリラックス効果をもたらします。

施術後にはサービスのお茶のサービスもあり、日本の旅館のような心遣いを感じられるのも魅力。

“上質で穏やかな時間を過ごしたい人”にはぴったりのスパです。

住所：ベトナムホーチミン273 Le Van Luong Street, Tan Quy Ward, District 7

営業時間：9:00-21:00

詳細

ホーチミン / 「Anam QT Spa」

ホーチミン中心部にある「Anam Qt Spa」は、”禅”をテーマにした落ち着いた空間で、心と身体のバランスを整えられるスパ。

木の香りが漂うインテリアに包まれ、まるで森の中で深呼吸をするような穏やかな時間が流れます。

フランス人セラピストから受け継いだ技術をもとにしたオイルトリートメントやアロマケアが人気。

丁寧で繊細なハンドテクニックが、全身のこわばりをゆっくりとほぐしてくれます。

あわただしい旅の途中に、自分と静かに向き合う時間を過ごしたい人におすすめの”ホーチミンの隠れ家サロン”です。

住所：ホーチミン 26/1-2 Le Thanh Ton

営業時間：9:00-19:00

詳細

ベトナム旅行の費用相場とお得に楽しむコツ

ベトナム旅行の費用では3泊4日なら7～12万円前後、5泊6日なら10～18万円前後が必要です。

旅のスタイルや時期によっても差がありますが、工夫次第で費用を大きく抑えることができます。

節約ポイントについては3つ

　・航空券は早期予約で1～2万円お得に

　・雨季はホテル代が最大30％OFF

　・市内移動はGrab利用でタクシーの半額以下

一方で、スパやレストランなどここぞというところで贅沢を少し取り入れるのもベトナム旅行の楽しみ方の1つ。

節約と癒しのバランスを上手に取りながら、自分だけの最高の旅を計画してみてくださいね。