本の街・神保町でレトロと最新グルメを満喫!おすすめレストラン&カフェ10選【歴史も紹介】
本の街・神保町で味わうレトロ&最新グルメ10選!街の魅力と歴史も解説

本の街として知られる神保町(じんぼうちょう)。
多数の専門的な古書店が並び、その規模は世界有数のものですが、実は純喫茶やカレー店をはじめとする飲食店が人気なエリアでもあります。
この記事では、本の街としての神保町の歴史や魅力を解説するとともに、古書店巡りと楽しみたいおすすめのレストラン・カフェを10選にしてご紹介します。
神保町での飲食店探しに、ぜひお役立てください。
神保町の歴史と文化 〜古書店街と学生街の魅力〜

東京都千代田区にある神田神保町は、日本有数の古書店街として知られ、また、多くの大学が集まる学生街としても歴史を刻んできました。
このパートでは、本の街としての発展と学問の街としての歩みが交差する神保町の魅力を探ります。
古書店街の誕生と発展
神保町が古書の街として発展したのは、明治時代後半のことでした。
明治維新後、西洋の学問が広まり、多くの学校や大学がこの地域に誕生しました。
その影響で学術書や古書を扱う書店が次々と開業し、神保町は自然と古書店街へと成長していきました。

関東大震災(1923年)や第二次世界大戦の影響を受けながらも、神保町の古書店文化は衰えることなく、戦後にはさらに活気を取り戻しました。
現在では、100店舗以上の古書店が軒を連ね、国内外から本を求める人々が訪れる世界有数の古書の街となっています。
学生街としての神保町
神保町周辺には、明治時代から現在に至るまで、多くの大学が集まっています。
明治大学、日本大学、専修大学などが近隣にあり、昔から学生たちが集う場所として発展してきました。


学生街としての神保町の特徴は、安価でボリュームのある飲食店が多いことです。
特に、カレーの名店が多く存在し、「神保町カレー」として親しまれています。
また、老舗の喫茶店や定食屋も多く、勉学に励む学生や研究者たちにとって憩いの場となっています。
神保町の現在と文化イベント

現在の神保町は、古書店街と学生街の伝統を守りつつ、現代的な文化の発信地としても注目されています。
毎年秋には「神田古本まつり」が開催され、多くの本好きが訪れます。
また、映画館「神保町シアター」では名作映画が上映され、文学や映画を愛する人々の交流の場となっています。
例年の古本まつりの情報 神保町さくらみちフェスティバル 春の古本まつり(2025年)
日時:2025年3月20日(木・祝)~3月23日(日)
時間:11時~18時(雨天中止 最終日は17時まで)
会場:神田神保町古書店街 靖国通り沿い
第64回東京名物 神田古本まつり(2024年)
日時:2024年10月25日(金)~ 11月4日(月・祝)
時間:10時~18時(最終日は~17時)
会場:神田神保町古書店街(靖国通り沿い・神田神保町交差点他)
漫画とファッション雑誌が人気!外国人がますます訪れる街に

神保町を訪れる外国人は近年ますます増えていて、コロナ禍後にはお客の半分近くを外国人が占めるようになりました。
多くの外国人のお目当ては、日本の漫画と古いファッション・カルチャー雑誌。
特に自国で見ていた作品を現地で買いたいという方や、貴重な古い漫画を探す方が多く見受けられます。
また、ファッション雑誌はSNS発達前の90年代のものを求める方が多く、中でもファッション誌専門の古本店「magnif」が人気とのことです。
神保町で人気のレストラン ~ 和食・ビストロ・エスニック ~

ここからは神保町で人気のレストランをご紹介します。
焼鳥や天ぷらといった和食の店から、お肉や海鮮の鉄板焼きビストロ、タイ料理やインドカレーなどのエスニックの名店まで、口コミ評価の高い7軒をピックアップしてみました。
神保町の焼鳥・フレンチ「神保町 五木田」


香り高く焼き上げた炭焼きの焼鳥を、本格フレンチのソースでいただく新感覚のお店です。
料理を振る舞うのは、本場フランスや東京の赤坂で研鑽を積んだ五木田シェフ。
2024年にミシュランセレクションにも選ばれるほどの実力派です。
比内地鶏を中心に全国の地鶏や、フランス産の仔鳩・鴨を使用し、フレンチと焼鳥のイノベーティブ料理を提供します。
日仏産を中心に500本ほどのボトルの用意もあり、ワインとのマリアージュも楽しめるところも人気のポイントです。
店内には、桜の一枚板が目を引くカウンター席と6名まで収容可能な完全個室を完備。
カウンター席からはシェフの調理風景を見ることもできます。
神保町 五木田
住所:東京都千代田区西神田2-4-9
アクセス:半蔵門線/三田線「神保町駅」から徒歩5分
営業時間:17:30~23:00
定休日:月曜(月2回の日曜休みあり/ 祝前日等による変更あり)
神保町の天ぷら・天丼「はちまき」


1931年創業の天麩羅の名店です。
江戸川乱歩など昭和の文豪たちにも愛された歴史ある一軒で、店内はレトロな雰囲気でありながら品格が漂います。
看板メニューは、天ぷらが器からはみ出すほどボリューミーな「穴子海老天丼」。
一番人気の「はちまき」コースでは、上穴子天ぷらをはじめとする全15品を5,000円で提供しています。
上穴子を1本丸々使った採算度外視の天ぷらが好評◎
(※コース料金などは季節によって変わる可能性があります)
季節の野菜6種を天ぷらにした野菜天丼や、大きな海老が3本乗った海老天丼もおすすめ。
天丼にはこだわりの国産「こしひかり米」を使用しています。
はちまき
住所:東京都千代田区神田神保町1-19
アクセス:半蔵門線/三田線「神保町駅」から徒歩2分
営業時間:11:00~21:00
定休日:火曜
神保町の鉄板焼き・日本料理「隠れ家鉄板おぶ」


和食の名店で腕を磨いた兄弟シェフが手掛ける人気の鉄板焼き店です。
本格的な和食をベースに、仙台牛や活オマール海老など、こだわり抜いた高級食材を贅沢な一皿にて提供しています。
高級食材を扱っているにも関わらず価格もリーズナブルで、口コミでも絶賛されています。
コースの一番人気は「神保町コース」。
活オマール海老と和牛サーロインステーキ、フォアグラの茶碗蒸しなど、全7品が味わえる贅沢な内容です。
店内は大人が落ち着ける隠れ家のようなシックな空間。
臨場感ある調理風景が楽しめるカウンター席のほか、プライベートに過ごせる完全個室も完備しています。
隠れ家鉄板おぶ
住所:東京都千代田区神田神保町2-6-3 早川・青砥ビル B1
アクセス:半蔵門線/三田線「神保町駅」のA2出口から徒歩1分
営業時間:[月・火・水・木・金]16:00~23:00 [土曜]16:00~22:00
定休日:日曜・祝日
神保町のそば・居酒屋「こんごう庵 神保町店」


本場・新潟の「へぎそば」と新鮮な海鮮料理が魅力のお店です。
へぎそばの特徴は、つなぎに布海苔を使用しているところ。
これにより、滑らかな喉越しとコシのある歯ごたえのツルシコ食感を生み出しています。
蕎麦以外の料理も、季節のお造りや天ぷらをはじめ充実のラインナップ。
新潟漁港より直送される鮮魚や、新潟の八百屋から仕入れる野菜など、新潟の食材をたっぷり使用しています。
コースはお値打ち価格の6品3,278円からで、へぎそばはもちろん、新潟郷土料理の「のっぺ汁」、天ぷら、刺身、さらには新潟の銘酒もセットになっています。
地酒5種・9種飲み放題のコースも◎
(※コース料金などは季節によって変わる可能性があります)
こんごう庵 神保町店
住所:東京都千代田区神田神保町1-18-1 千石屋ビル 1F
アクセス:地下鉄都営新宿線「神保町駅」のA5出口から徒歩1分
営業時間:[月・火・水・木・金] 11:30~14:30 / 17:00~23:00 [土]11:30~14:30 / 17:00~21:00 (※月により異なります) [日・祝日]11:30~15:30 / 17:00~21:00
定休日:年末年始
神保町のビストロ「森のブッチャーズ」


豪快な肉料理と新鮮な野菜が自慢の炭火焼き専門店です。
赤身肉をメインに、「豚フィレ肉の特製グリル」をはじめ、自家製ソーセージやジューシーなフラップミートステーキなど、ボリュームたっぷりの肉料理が堪能できます。
料理に合わせたワインも常時50種類あり、コースも飲み放題込みで4,800円からという嬉しい値段設定。
前菜〜メインまで自分でカスタマイズできるコースや、1Kgのローストビーフを満喫できるコースも用意されています。
(※コース料金などは季節によって変わる可能性があります)
店内は和洋が入り混じるノスタルジックな雰囲気。
真ん中に吹き抜けがあるテーブル席に、臨場感あるカウンター席、3階には15名から貸切できるお座敷席も完備しています。
森のブッチャーズ
住所:東京都千代田区一ツ橋2-6-5
アクセス:半蔵門線/都営新宿線「神保町駅」のA1出口から徒歩2分
営業時間:[月・火・水・木]11:30~14:30 / 17:00~23:00 [金・土]11:30~14:30 / 17:00~23:30
定休日:日・祝日(12/29〜1/5まで年末年始休暇)
神保町のタイ料理「メナムのほとり 神保町本店」


創業37年以上の老舗タイ料理レストランです。
メニューにはトムヤムクンやタイ風オムレツ、ガイヤーン(鶏肉の炙り焼き)、ココナッツベースのタイカレーなど、60種類以上のタイ料理がずらり。
在タイ経験15年の店長と勤続15年のシェフが、本格的なタイの味わいで食通たちを唸らせます。
また、3大タイビールであるシンハー、チャーン、リオをはじめ、タイメコン、タイ焼酎モンシャムといったドリンクメニューも充実のラインナップです。
お店は異国感がありながらもアットホームで居心地がよく、家族や友人での食事はもちろん、お1人様、女子会、デート、飲み会など、幅広いニーズに応えてくれます。
メナムのほとり 神保町本店
住所:東京都千代田区神田神保町2-1 岩波神保町ビル別館 1F
アクセス:地下鉄「神保町駅」のA6出口から徒歩3分
営業時間:[月・火・水・木・金] 11:00~15:00 / 17:30~23:00 [土・日・祝日]11:00~15:00 / 17:30~22:00
定休日:年末年始、不定休
神保町の本格カレー「マンダラ」


創業38年の本格インド料理レストランです。
北インド出身のシェフが自社ブレンドのスパイスを用いて作るカレーが絶品で、過去には神田カレーグランプリで優勝も果たしています。
メニュー数はカレーだけでも17種類以上。
特におすすめはバターチキンマサラで、フレッシュトマトをたっぷり使い、20種類以上のスパイスで仕上げています。
また、ふわもち食感のナンやタンドールチキンも好評です。
店舗はビルの地下1階にあり、打ちっぱなしコンクリートの壁とインドのサリーの個性的な装飾がおしゃれな雰囲気を醸し出しています。
マンダラ
住所:東京都千代田区神田神保町2-17 集英社共同ビル B1
アクセス:都営地下鉄 三田線/半蔵門線「神保町駅」のA6出口から徒歩1分
営業時間:[月・火・水・木・金]11:00~15:00 / 17:00~23:00 [土・日・祝日]11:00~22:00
定休日:不定休
レトロな雰囲気が人気◎神保町のおすすめ喫茶店
古書店が多い神保町には、レトロな雰囲気の老舗の喫茶店も多数。
ここでは特におすすめの3軒を厳選してご紹介します。
神保町の喫茶店「ミロンガ・ヌオーバ」


1953年創業。
2022年に一度閉店となりましたが、すぐ近くに移転・再開を果たし、その70年に及ぶ歴史を紡いでいます。
音楽喫茶をテーマにしたお店で、店内は大きすぎない音量でアルゼンチンタンゴが流れる心地よい空間です。
棚にはたくさんのレコードがびっしりと並べられ、カウンター席付近には各地のマッチ箱を飾っておくなど、ヴィンテージ好きの感性をくすぐります。

メニューも昔ながらの喫茶店らしいラインナップで、ブレンドコーヒーをはじめ、マンデリンやコロンビアといったストレートコーヒー、カフェオレ、カプチーノ、ミルクセーキなどが楽しめます。
フードメニューには、スパイシーなドライカレーや日替わりのケーキが用意されています。
ミロンガ・ヌオーバ
住所:東京都千代田区神田神保町1-3-3
アクセス:都営新宿線/三田線/半蔵門線「神保町駅」から徒歩2分
営業時間:[月・火・木・金]11:30~22:30 [土・日・祝日]11:30~19:00
定休日:水曜
神保町の喫茶店「さぼうる」


創業70年を超える老舗中の老舗です。
入口には年季の入った木製看板やトーテムポール、古い赤電話があり、店内は山小屋風の内装で、いたるところに民芸品が並ぶなど、ディープな雰囲気で満ち満ちています。
人気メニューは全7種類のクリームソーダ。
最後まで味が薄まらないよう、専門店の氷を使用しています。
また、「いちごジュース」も好評で、あえて食感を残した生のいちごと氷のシャリシャリ感がたまりません。
フードメニューのおすすめは、厚切りのピザトースト。
王道の喫茶店メニューでありながら、必ず2度焼きをするなど、マスターのこだわりが光ります。
外はカリカリで中はふんわり、上のチーズがとろりと美味しい逸品を、ぜひご堪能ください。
さぼうる
住所:東京都千代田区神田神保町1-11
アクセス:都営地下鉄 新宿線/三田線「神保町駅」のA7出口から徒歩1分
営業時間:11:00~19:00(日によって変更の場合あり)
定休日:日曜・祝日(不定休あり)
神保町の喫茶店「さぼうる 2」


「さぼうる」の姉妹店として、同じ通りに1982年にオープンしました。
「さぼうる」は喫茶と軽食メインですが、「さぼうる2」ではリーズナブルな定食や洋食メニューをメインに提供しています。
看板メニューはナポリタンで、来店客のほとんどがオーダーするという人気ぶり。
パスタはしっとりモチモチで柔らかく、ケチャップは昔ながらの濃厚さで、ベーコンや玉ねぎといった具材とよく絡み、ボリュームがあるのにペロリと食べることができます。
食後にはこだわりのコーヒーもぜひ。
さぼうる 2
住所:東京都千代田区神田神保町1-11
アクセス:都営地下鉄 新宿線/三田線「神保町駅」A7出口から徒歩0分
営業時間:11:00~19:00(日によって変更の場合あり)
定休日:日曜・祝日(不定休あり)
※ディナーのみ予約可(4名~)
いかがでしたか?
この記事では、本の街としての神保町の歴史や文化を紐解くとともに、古書店巡りの合間に立ち寄りたい人気のレストランやカフェを厳選してご紹介しました。
近年はカレーが特に有名になりましたが、古くから続く純喫茶や新感覚のフレンチ焼鳥、高級ビストロ、蕎麦のおいしい居酒屋など、多彩なグルメが集まるエリアでもあります。
気になるお店がありましたら、ぜひ一度足を運んでみてください。
文/AutoReserve編集部
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Written by
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