タイの寺院や市場での正しい服装とは?観光客のためのエチケットガイド
タイを訪れる際、適切な服装を選ぶことは旅の快適さと楽しさを左右します。
気候、文化、場所ごとのエチケットに適した服装をすることが重要です。
この記事では、タイの気候、地域ごとの服装の違い、寺院訪問時の服装ルール、おすすめの服装、避けるべき服装について詳しく解説します。
これを読めば、タイでの服装に関する不安が解消され、快適で楽しい旅行ができるでしょう。
タイの気候と適切な服装

タイは一年を通して温暖な気候ですが、大きく分けて3つの季節があります。
それは、乾季、暑季、雨季です。
全国の平均気温は約29℃ですが、それぞれの季節に応じた服装が必要です。
また、タイは高温多湿の気候なため、服装は通気性がよい素材のものがオススメです。
ただし、チェンマイなどの山岳部では、朝晩冷え込むこともあるので事前に準備しましょう。
乾季(11月〜2月)
他の季節に比べて気温は低く、一年で最も快適な旅ができる季節です。
尚、北部の山岳地域では深夜や早朝には0℃の近くまで気温が下がることもあります。
軽い長袖シャツやカーディガン、パンツが適しています。
暑季(3月〜5月)
タイの旧正月であるソンクラーン(水かけ祭り)が行われる暑期は日差しが強く連日蒸し暑さが続き、一年で最も暑い季節です。
暑期の中でも最も暑いのは4月となり、近年では気温が40℃を超える地域も多数あります
薄手の綿やリネンのシャツ、Tシャツ、ショートパンツ、サンダルが快適です。
雨季(6月〜10月)
一年で最も雨が降る季節。
毎日1~2時間程度、バケツをひっくり返したようなスコールが降ります。
暑い日が続きますが、雨の後は涼しくなります。
速乾性のある服やレインコート、折り畳み傘が便利です。
地域に応じた服装の違い

タイの地域によっては、服装にも少し違いがあります。
例えば、バンコクやチェンマイのような大都市では、比較的モダンでカジュアルな服装が受け入れられますが、地方や農村部ではもう少し控えめな服装が好まれます。
寺院訪問時の服装ルール

タイは仏教国であり、多くの寺院があります。
寺院を訪れる際は、膝と肩を覆う服装が必要です。
男女共に長ズボンまたはロングスカート、袖のあるトップスが適切です。
また、靴を脱いで入るため、脱ぎ履きしやすい靴がおすすめです。
寺院を訪れる際は特に服装に注意しましょう。
タイでおすすめの服装

女性
マキシドレス、ロングスカート、薄手のブラウス、サンダル。
男性
軽いリネンシャツ、カジュアルパンツ、快適なウォーキングシューズ。
タイで避けるべき服装
過度に露出の多い服装
タンクトップ、ミニスカート、ビキニトップなどは地元の人々に不快感を与えることがあるので注意しましょう。
高価な装飾品
盗難のリスクを避けるため、高価なジュエリーの着用は控えましょう。
その他の服装のヒント

市場や屋外イベントでは軽くて動きやすい服装が理想的です。
観光時は、日焼け対策、サングラスや帽子、日傘、また、水分を取るなど、熱中症対策を忘れずに。
夜の外出では都市部では少し洗練された服装が求められることもあります。
バーなどではドレスコードがある場合があるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
まとめ

タイでの服装は、気候や場所、訪れる場所の文化に敏感になることが大切です。
リラックスした雰囲気の中で異文化を楽しむことができるため、自分らしいスタイルを楽しみつつも、地元の文化や慣習に敬意を表す服装を心がけましょう。
タイを訪れる際は、これらの服装のガイドラインを参考にして、快適で文化的なマナーに配慮した旅行をお楽しみください。
注目のタイ発のアパレルブランドもたくさんあるので、ぜひショッピングも楽しんでみてくださいね。
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