チェンマイ観光完全ガイド!おすすめスポットとモデルコースで充実旅行!
今回はチェンマイモデルコース、オススメ観光スポットまで紹介。
観光時の注意点もまとめているので参考にしていただきたい。
チェンマイのベスト観光シーズンはいつ?

まずは季節ごとのタイの気候変化を知ることが必要だ。
季節ごとに行われる行事や過ごしやすさが異なる。
タイは大きく分けて乾季(11月~3月)、暑季(3~5月)、雨季(5~11月)の3つの季節に分類される。
四季により楽しみ方が多様にあるのであなたの旅行プランと照らし合わせながら、チェンマイ観光シーズンを決めることをオススメしたい。
乾季(11月~3月):チェンマイに限らずタイ全域で最も過ごしやすい季節。ほとんど雨が降らずに気温は27~28℃前後。
観光名所はもちろん、ビーチ散策に行くのも良い。
また、11月にはチェンマイでの名物イベントとなった「コムローイ祭り」が開催される。 通称ランタン祭りとして広く知られている。
暑季(3~5月):最も日差しが強く、蒸し暑くなりやすい時期なので熱中症対策は万全にしていくことをオススメしたい。 日によって40℃近くまで気温が上がることもあるので、この時期の長距離移動はバイクやタクシーを手配した方が安全だ。
「タイの水かけ祭り」として知られる「ソンクラーン」はこの時期に開催される。
雨季(5~11月):1日に数回スコールが降ることがある。9月の雨量が特に多く冠水することもしばしばある。 雨が上がれば比較的涼しい気候となるので合間を見ながら観光を楽しむのが良いだろう。
チェンマイ最低限の観光日数は?

チェンマイで何をするかで観光日数は変わってくるが、4泊すれば観光名所巡りや市場巡り等十分満喫できるだろう。
モデルコースの例
1日目:チェンマイ旧市街観光(寺院巡り)と市内のカフェ巡り
2日目:モンチェムで絶景を見ながらのカフェ
3日目:モン族市場で伝統工芸のお土産探し&夜のナイトマーケット
チェンマイ観光モデルコース5選!
今回は筆者オススメのチェンマイ観光モデルコースを5つ厳選して紹介していく。
5位: モン族市場

チェンマイの山岳部を始めとし、ラオス、ベトナム等に住む「モン族」と言う山岳民族が作り出す伝統工芸、お土産物が所狭しと並ぶ市場。
鮮やかな色合いはお土産にも喜ばれること間違いなし。チェンマイ観光の際に訪れたくなるスポットだ。
チェンマイの繁華街からは少し距離があるのでタクシーやバイク等を手配することがおすすめだ。
屋内にも市場が続いているので雨の日でも買い物を楽しめるのが有難い。
屋台飯もあるため、小腹が空いても安心。
営業時間:7:00~17:00(お店によっては14時頃に閉店することもあり)
アクセス:旧市街からソンテウまたはタクシーを手配(所用時間10分程度)
4位: チェンマイのオススメ観光カフェ

チェンマイには各所にコーヒー屋が点在する。
「タイでコーヒー?」と、首を傾げる人もいるだろう。
実はチェンマイのコーヒー文化が根付いてからまだ十数年余り。
しかしコロナ明けからリモートワークが主流となり、ワーキングホリデーで訪れる外国人たちの間で密かなブームとなっているのだ。
観光客に人気のカフェが多く、ゆっくりと過ごせる場所がたくさんある。
中でも先駆者と言われる「アカアマコーヒー」はタイの山岳部に住むアカ族が作り出したコーヒー豆を挽いて淹れる一杯。
アカ族から直接仕入れを行い、カフェ店頭で販売を行うフェアトレード事業としても知られている。
あたり一面、自然豊かな木造のカフェは特別な日でも、ゆっくりと過ごしたい日にもピッタリな場所だ。
3位: チェンマイ市内の観光寺院を巡ろう!

チェンマイは多くの寺院が存在する歴史の深い都市。旧市街と呼ばれるエリアは寺院が特に集まっている。
観光客からの支持が高い寺院を以下に取り上げているので参考にしていただきたい。
チェンマイ市内オススメの寺院①
「ワット・ドイステープ」
チェンマイに来たら必ずと言ってもいいくらい誰もが訪れる有名な寺院だ。場所は標高1080mの山頂に位置する。
本堂まではブッダの骨が納められている306段の階段を上る必要があり、最上段まで登れば黄金の仏塔がそびえ立つ。
行きはタクシーで、帰りはソンテウを利用すれば交通費をおさえることが出来るのでオススメ。
チェンマイ市内オススメの寺院②
「ワットムーングコーン」
涅槃像が本堂の隣に横たわるこの寺院はチェンマイで最も格式が高い。
映画のロケ地にもなっており、日本の女性からも「可愛くて癒されるお寺」と支持が高いことで有名だ。
お堂の装飾は花模様にパステルカラーの造りからその理由が伺える。
また小林聡美主演の映画「プール(2009年)」のロケ地にもなっているので、観光前に一足先に鑑賞してイメージを膨らませるのもいいだろう。
2位: チェンマイで楽しむ美しい絶景スポット

チェンマイ観光の中でも、特に避暑地として有名なモンチェム。
涼しい気候が魅力で、観光名所として人気が高い。チェンマイ旧市街から車で1時間程度に位置している。
モンチェム近郊にあるリゾート「Baan mon muang」内にあるカフェでは緑豊かな山の景色を眺めることができる。
絶景を堪能しながら観光を楽しむには最適なスポットだ。
カフェメニューには豊富なお茶の種類があり、女子同士でのお茶タイムにピッタリではないだろうか。
カフェ利用だけではなくそのまま宿泊も可能。
ソンテウを往復チャーターすることがオススメ。絶景の見ごろは10月~2月の乾季あたり。
営業時間:11時~20時
1位: 週末のオーガニックマーケットに繰り出そう!

チェンマイでは土日だけ開催される「ジンジャイマーケット」と言うオーガニックマーケットがある。(通称JJマーケット)
ジンジャイ=まごころと言う意味だが、チェンマイの人が心を込めて作った手作りの農作物、雑貨、アパレルが出展される。
チェンマイの繁華街である旧市街からはタクシーで10分程度。
可愛いもの、写真映えが好きな女子に人気沸騰中の観光名所だ。

筆者オススメのコーナーはフードエリアにあるビュッフェコーナーだ。
惣菜からスイーツまで1品ずつ値段が付けられており、好きなだけトレーに乗せられる。
チェンマイ観光時の注意点

防犯面
防犯についてはタイに限らずどの国に観光へ行くにも心得ておくべきだが、タイは比較的治安が良いとも言われているために防犯面が軽視されがちだ。
だからこそ警鐘を鳴らしておきたい。
特にソンクラーン等のお祭りでは盗難事件が多発している。
荷物は最小限に、斜めかけウエストポーチに貴重品を入れ、チャックに南京錠を付ける。
財布はスキミング防止素材が加工されたものでクレジットカードの情報抜き取りを防止する。
大袈裟に聞こえるかもしれないが、タイはタイ以外の国籍の外国人観光客も多く行き交う街だ。防犯には十分に備えておこう。
大気汚染
チェンマイは山岳に囲まれており山で燃やした煙が頻繁に街に降りてくる。
これが大気汚染の原因となるのだ。野焼きをすればPM2.5という有害物質が含まれるので人によっては咳や発熱、倦怠感の症状が出ることも。
ピークとなるのは2月~4月の雨が降らない乾季に大気上に充満する。
観光前の対策として、マスクを持参することがオススメ。
感染症
タイでは蚊に刺されることでデング熱と言う感染症を発症することがある。
特に高温多湿な時期の暑季は注意が必要だ。
感染してしまうと入院になるケースもあり、せっかくの旅が台無しになりかねない。
日本から虫除けスプレーを持参するか、現地のセブンイレブンで個包の虫よけクリームが販売されているので常備しておくと安心。
まとめ
チェンマイは訪れる時期により多彩な楽しみ方がある観光都市だ。
各スポットの魅力をおさえながら観光計画をしてみよう。
最低限の注意事項を心得ておけば、観光もストレス無く楽しめるはず。
素敵なチェンマイ観光をお楽しみあれ!
Written by
- acco
- アパレルブランド経営、ライター
- acco
- アパレルブランド経営、ライター
東南アジア、特にタイをこよなく愛する。きっかけはタイの建築物に魅了されたこと。現在はタイ、ベトナム、ラオスに点在する『モン族』の伝統刺繍が使われたスカートを販売するショップオーナー。今後は動画、写真、ブログなどの媒体を通じてタイのローカルな暮らしの魅力を発信予定。趣味は絵を描くこと、歌をうたうこと、スパイスカレーのお店巡り。
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